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保湿って重要? 皮脂膜のお話

      2016/07/07

皮脂膜 保湿

保湿がどうして大切か、考えたことはありますか?

冬は肌がカサカサするから、潤いがほしいなと思いますが、肌の乾燥が老化の原因の1つだとご存知でしたか。

肌の乾燥は、かさつき、しみ、しわ、くすみ、たるみなどを引き起こし、それらは老化の原因になります。

つまり、保湿されていない肌は、年齢よりも老けてみえる可能性があるのです。

老けて見られるよりは、実年齢より若く見られたくはありませんか。

保湿のために何が必要かまとめてみます。 皮膚の水分量は、皮脂膜、天然保湿因子、角質細胞間脂質という3つの物質で一定に保たれています。 今回はその中の一つ、皮脂膜について、お話ししたいと思います。

皮脂膜って何でしょうか

皮脂膜は、皮膚の表面を覆うもので水分が蒸発しないように保護します。あつさは約0.5ミクロンの薄い油膜です。

汗と皮脂がまじりあったもので「天然のクリーム」と言われています。

以前、佐伯チズさんが、お化粧直しをするときに、べたべたした鼻からでた脂を、ふき取らず指などで顔の乾燥しているところに塗りなさいと言っていた記憶があるのですが、自分から分泌されたものが体にいいのならば、納得がいきますね。

皮脂膜の役割

肌の乾燥をふせいでくれます…角質層に蓄えられている水分が蒸発しないよう、肌の乾燥を防いでくれます。肌に潤い、柔軟性や弾力性を与えてくれます。

細菌や異物の皮膚内への進入から肌を守ってくれます…暑さや寒さなどの気温や湿度、紫外線や外部の刺激を防ぎます。

皮脂膜はバランスが大切

皮脂量は多すぎると、べたつき、ニキビの原因になります。

逆に少ないと、乾燥した肌になってしまうのです。

また、皮脂、汗の分泌は夏が増え、冬は減るので、冬は乾燥します。

地域によってもかわってきます。

北米に行ったときは肌がガサガサになりました。しかし湿気が少ないので、くせのある髪の毛はまっすぐにはなりました。

日本よりも湿気の多い東南アジアでは肌がしっとりしています。

皮脂膜を守るために必要なこと

顔の洗いすぎや熱いシャワーを長時間浴びると、顔や頭の脂分をもっていってしまったり、刺激の強い洗顔料は肌の水分を保つのに必要な皮脂膜も洗い流してしまいます。

洗顔には、肌に刺激の弱い、優しいものの使用がおすすめです。

脂分の多い部分には、泡立てた洗顔料でこすらずに優しく洗います。

また、冷暖房の効いた部屋では、マスクをする、加湿器をつけるなどの対策や、ミネラルウォーターなどの水分を少量ずつ摂りましょう。

授乳中、体の水分を吸われているわけですからすごくのどが渇いたのですが、その時に言われたのが、水分を摂るということでした。

特に、野菜のたくさん入った味噌汁などから水分を摂るのが良いです。

濡れた肌からは水分が出て行ってしまいます。 お風呂に入ると、皮脂は溶けてしまうからです。食器洗いも手の水分を奪っていきます

私はお風呂の横にボディークリームをおいて塗っています。

特に、ポンプ式は楽なのでオススメ。手もべたべたしないです。 タオルですぐふく、顔も濡れている間(化粧水を塗り終わって乾燥する前に)保湿することが大切です。

食器洗いの時は、化粧水→乳液かハンドソープを塗り、綿の手袋の上にゴム手袋で、洗うとしっとりします。

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本日もお読みいただきまして、ありがとうございました!

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